2008年07月08日

富貴蘭の紅系

富貴蘭の品種には、いろいろな種類があります。「亀金剛」や「法師」や「紅化粧」。これはなだかいところを例に挙げたのですけれども、実を言えばこの有名どころの3種(実際にはもっと多くの品種)が、韓国で生産された実生品だということをみなさんはご存知でしたか。調べてみると、世に知られる品種というのは、日本で生産されたものより、韓国で生産されたものの方が多いということがわかりました。初めから、富貴蘭のもとであるフウランは日本の野生蘭だったのですけれども、改良を加えているのは日本だけではないのです。オリジナル性の高いものが韓国で生産されているというのは驚きですね。でも、考えようによっては、日本の富貴蘭のエントリー品種のコピーのようなものも多く、日本では大々的に発表を控えているだけで、たて続けに個性的な富貴蘭も生まれているのではないかという声もあります。そうは言ってもそのような韓国で生産されたコピーが日本で広く流通することによって、日本の富貴蘭の下落にもつながるとして、問題視されているのも現実なのです。キレイな品種がたて続けに生まれていく一方で、問題点も山積みなのですね。キレイなものを望む生産者に悪気がある理由ではありません。むしろいいことのようにも思います。やりにくい問題です。



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